教員の教育活動支援
機械システム工学科では教員の教育活動を支援するためにつぎのことを実施しています.
学生による授業評価(アンケート)
当学科の教員の教育への貢献を評価するために学科独自で学生による授業評価をアンケートの形で,春学期のオリエンテーションの際に実施します.この評価結果に基づいて教員相互による授業参観における参観対象の授業を決定します.また,良い評価を得た授業は「教育貢献賞」の選考において大きく考慮されます.
教員相互による授業参観
学科における教育改善を推進するために,学科独自で教員相互の授業参観を実施しています.参観対象の授業は学生を対象とした授業評価アンケートによって決定します.授業は様々な観点から評価され,よい評価を得た授業を参観対象とします.この活動を通して各教員の授業方法等の改善を促すことができます.
教育貢献表彰
教育成果・向上への貢献度を総合的に判断して「教育貢献賞」(Teaching Award)を選考し,原則として毎年,学年末の卒業研究発表会(2月11日)で表彰します.応募資格は機械システム工学科に所属する教員で,授業担当者としています.以下の項目が選考基準です.
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基準学生の授業アンケート
A.
(過去1年間) -
基準授業改善への配慮・工夫
B. -
基準一般社会等への教育的貢献
C.
科目間の連携を図り教育を円滑に実施する仕組み
当学科には,研究分野によってグループ分けされた4つの系列があります.すなわち,材料システム系列,エネルギーシステム系列,計測・制御システム系列,設計・生産システム系列.これら4つの系列に教養教育の数学・物理学系列を加えた5系列において,系列ごとの専任教員が参加する「系列教員グループ会議」を開催し,系列内での授業科目間での連携を図っています.さらに,専任教員全員が参加する「教育点検教員会議」を開催し,学科全体の科目間の連携について検討を行っています.「系列教員グループ会議」と「教育点検教員会議」は当学科の教育点検システムを構成している会議であり,その構成の全体は機械システム工学科教育点検システムの構成図に示されているとおりです.
